いなくなってしまった友だち 友だち、とよぶものかすらいまやわからない 無い記憶が呼び覚まされる 小雨の降る赤い水面が どんな青よりも海だったこと 繊月が照らすにはありえない光量で 燃えるように光っている きらきらと光っている 顔貌を示すのは記憶だ…
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